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治療にあたって
治療の対象となる患者さん
オフェブは、間質性肺疾患のうち、肺がだんだんと硬くなり(線維化)、呼吸機能が低下していく特徴※を持つ患者さんに処方されるおくすりです。
※このような特徴を持つ間質性肺疾患は「進行性線維化を伴う間質性肺疾患」と呼ばれています。
治療を受けることができない患者さん
次のような患者さんは、オフェブによる治療を受けることができません。
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
- 過去にこのおくすりに含まれる成分で過敏症(アレルギー)をおこしたことがある方
治療にあたって注意が必要な患者さん
オフェブによる治療は、医師が有効性と安全性を考慮し、慎重に判断したうえで開始されますが、次のようなことに心あたりがある方は、医師に伝えてください。
- 過去に心筋梗塞や脳卒中、深部静脈血栓症や肺塞栓症を発症したことがある方
- 出血しやすい方、家族に出血しやすい人がいる方、また、心筋梗塞や脳卒中を予防するためのおくすり(抗凝固剤、抗血小板剤など)を服用している方
- 肝臓の機能に障害がある方
- 妊娠を希望される方や経口避妊薬を服用している方
- 授乳されている方
- 最近手術をした、もしくは手術の予定がある方
2020年12月作成